番目のアクセスありがとうございます Last Modified on 10 Nov. 2001

10月12日から11月8日までの掲示板掲載記事から。与野党のパキスタン外交の違い、韓国のW杯関心、石原行革担当相、与党の横暴な選挙制度改革案、納税者支援調整官、補欠選挙、イチローと国民栄誉賞、ノーベル平和賞など。


Re:首藤議員の折衝に期待2 投稿者:長谷川 博  投稿日:11月 8日(木)01時35分11秒

(産経新聞から)
タリバン大使 「日本参戦」と誤解
柳田さん拘束問題 民主議員と意見交換
 【イスラマバード7日=菅沢崇】パキスタンを視察のため訪問中の民主党、首藤信彦・衆院議員らが六日、アフガニスタンの実効勢力タリバンのザイーフ駐パキスタン大使と会談し、拘束中のフリージャーナリストの柳田大元さん(三七)の解放などについて意見を交換した。

 ザイーフ大使はスパイとみて取り調べを続ける理由について「日本が米国のアフガン攻撃に近い将来加わると思っていた」と誤解を語り、首藤氏らが憲法上不可能な事情を告げると、政府に会談の内容を報告することを確約した。

 会談は約四十分間にわたって行われ、首藤氏らが柳田さんの問題を切り出すと、ザイーフ大使は日本が米軍を支持して参戦してくると予想し、そこに柳田さんが許可なく入国したため、スパイの疑いがぬぐいきれなかったとの事情を説明した。その後、首藤氏らは日本の自衛隊派遣や集団的自衛権について説明し、ザイーフ大使も一定の理解を示したという。

 今月九日には、柳田さんの裁判が行われる予定だが、これまでにザイーフ大使は、ジャーナリストであることが判明すれば釈放される可能性を示唆している。首藤氏は「日本の参戦に触れた誤解を聞いたときには、十分な政府からの説明が行われていないのではないかと思った」と話した。
http://channel.goo.ne.jp/news/sankei/shakai/20011107/SHAK-1107-04-15-15.html

 政府がちゃんと日本の立場を説明して柳田さんの解放要求をしていなかったとしたら、国民の生命と財産を守る政治の使命を失っているとしかいえない。
 気になっていたことであるが、首藤議員の行動で解放されれば日本の政治家の誉として敬意を表したい。日本政府の外交もこんなものでしかないなら、これからは野党を含め政治家が積極的に外交に乗り出さないと日本国の外交が危ういものとなるだろう。
 ここにも、今の日本外交を変えなければならない大きな理由がある。

首藤議員の折衝に期待 投稿者:長谷川 博  投稿日:11月 7日(水)05時36分23秒

民主党首藤信彦衆議院議員の掲示板から紹介します。

 与党幹事長のパキスタン訪問 at 2001/11/04/13:16:50 [174] 
長谷川 博   
 与党幹事長のパンキスタン訪問時に、タリバン政権に越境不法入国で拘束されている柳田大元さんの釈放のための援助要請をしているのだろうか?
 外交ルートで交渉しているようだが、せっかくの訪問でもあるからタリバンの駐パキスタン大使に会って釈放要求することはできるはずである。
 日本政府や政治家が海外での日本国民の苦難の救済に、今まで積極的な行動をしているという姿勢が見えていないのは、どうしてだろう?
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 Re:与党幹事長のパキスタン訪問 at 2001/11/04/15:22:51 [175] 
首藤信彦   
 政府としては危険度5のパキスタンから、退避勧告のアフガニスタンに入国したのだから、個人責任ということで、今後にまねする人が出ないように厳しい態度でのぞむということではないでしょうか。
 小生はもちろん「早く解放せよ」と主張してきます。
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 首藤議員の折衝に期待 at 2001/11/07/05:24:21 [181] 
長谷川 博   
今朝5時前のNNNのニュースで拝見しました。
タリバンの駐パキスタンザイーフ大使に面談している模様です。
柳田さんがジャーナリストという証明がないので解放が難しいという大使の言葉が伝えられています。
首藤先生の行動力に、最近には見られない政治家の言行一致ぶりを見た思いです。
首藤先生のこの訪問・折衝で柳田さんが解放・救出されることを望みたい。
http://www.sutoband.org/index.html

与党幹事長のパキスタン訪問 2 投稿者:長谷川 博  投稿日:11月 4日(日)22時11分38秒

パキスタン大統領、制約多い自衛隊活動に戸惑い
 「捜索活動とはアフガニスタン潜伏中のウサマ・ビンラディン氏を探すことを意味するし、救援活動というものは戦争地域、戦場で展開するのが常識だと思うが…」。3日、自民、公明、保守の与党3党幹事長と会談したムシャラフ・パキスタン大統領は怪訝(けげん)そうにこう漏らした。テロ対策特別措置法に基く自衛隊の捜索・救援活動について「アフガニスタン国内での活動は許されない」との日本側説明に戸惑ったためで、日本国内の論議との溝の深さが浮き彫りとなった。
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20011104CPPI018303.html

日本の常識は世界の非常識といわれているが、今回の与党幹事長のパキスタン訪問では山崎幹事長はじめ、日本の国会でしか通用しない表現や日本でしか通用しない法律という意味で、少しは頭の整理ができたであろうか? パキスタンの方が世界の常識をわきまえているようにも思えるが。

与党幹事長のパキスタン訪問 投稿者:長谷川 博  投稿日:11月 4日(日)12時57分59秒

パキスタン大統領、自衛隊派遣を歓迎(読売新聞)
2001 年 11月 4日

ムシャラフ大統領(左)を表敬訪問した山崎拓自民党幹事長(3日午前、イスラマバードの行政長官府で)=奥西義和撮影
【イスラマバード3日=穴井雄治】パキスタン訪問中の自民党の山崎幹事長ら与党3党幹事長は3日午前(日本時間同日午後)、イスラマバード市内の大統領府でムシャラフ大統領と約1時間半会談した。大統領は、テロ対策特別措置法に基づく同国への自衛隊派遣について「自衛隊は他国の部隊とは違う。全面的に歓迎する」と述べ、受け入れる考えを初めて表明した。

山崎氏は、自衛隊の活動について「当面、ディエゴガルシア島までの補給・輸送などを検討中だ。被災民支援も出来るだけしたい」と述べた。大統領は「難民支援では出来るだけ多くのことをして欲しい」と述べ、自衛隊艦船によるカラチ港への難民支援物資の輸送を認める考えを示した。

大統領はまた、「医療活動は自衛隊が他国の部隊とともにやることは可能ではないか」と期待感を表明。3幹事長がその後会談した国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のハシム・ウトカン・パキスタン事務所長も「日本には野戦病院を作って欲しい」と述べた。
http://news.msn.co.jp/articles/snews.asp?w=81810

 ところで、与党幹事長のパンキスタン訪問時に、タリバン政権に越境不法入国で拘束されている柳田大元さんの釈放のための援助要請をしているのだろうか?
 外交ルートで交渉しているようだが、せっかくの訪問でもあるからタリバンの駐パキスタン大使に会って釈放要求することはできるはずである。
 日本政府や政治家が海外での日本国民の苦難の救済に、今まで積極的な行動をしているという姿勢が見えていないのは、どうしてだろう?

意外なこと?2題 投稿者:長谷川 博  投稿日:11月 2日(金)02時10分39秒

<サッカーW杯>韓国では関心薄い? 7割「観戦する気ない」と
 韓国国民の約7割が試合観戦の意思がなく、大会日程も知らない。韓国のソウル放送と世論調査会社が実施した02年W杯についての世論調査の結果が1日公表されW杯への関心が薄い韓国国民の実態が浮き彫りになった。「W杯の試合観戦の意思」の項目では71%が「ない」と答え「ある」の29%を大きく上回った。(共同)
http://channel.goo.ne.jp/news/mainichi/seiji/20011102/1102m159.html

<小泉首相>石原伸晃行革担当相に「何でも指示を仰ぐな」
 小泉純一郎首相は1日、首相官邸に石原伸晃行革担当相を呼び、道路関係公団の民営化問題を協議した。高速道路整備計画の扱いについて、石原氏は国土交通省の作成した72通りの試算を説明したが首相は選択肢を絞り込むよう指示した。首相は記者団に「何でも私の指示を仰ぐんじゃなくて、少し練って示してくれ」と語った。
http://channel.goo.ne.jp/news/mainichi/seiji/20011101/1102m141.html

1.アジアのサッカー大国である韓国、そしてW杯開催に執念を燃やした国として来年開催のW杯の関心がない。7割が観戦する気がないという。意外な話である。
 歴史教科書や靖国参拝問題がそれほど影響しているとも思えないが、共催国日本としては、この世論調査にただ黙っていていいのだろうか?

2.石原行革担当相は道路公団民営化などで、イタリーを視察したり、国内各地の公聴会で民営化問題を主張していたが、意外にも元気がないようである。政界では若い方であるが、小泉首相の言うとおり、一々首相の指示を仰ぐようでは一人前の政治家とはいえない。
 政治的信念や勇気がないなら、この際問題が多い田中外相ともども退いてもらいたい。
 意外というよりやはりねー、などと思わせないで欲しい。

国益を忘れた猛者たち 投稿者:長谷川 博  投稿日:10月31日(水)23時57分38秒

(yomiuri-onlineから)
外相と外務官僚の対立、首相がけんか両成敗を示唆
 「かっとしないで、もっとゆったりと気軽に相談できる雰囲気を持たないと。公にする問題じゃない。次官と相談して内輪に収めることだ」――小泉首相は31日、首相官邸で記者団に対し、田中外相が人事課長人事をめぐって外務官僚と再び激しく対立していることに懸念を示した。
 外相は29日夜、省内の1室にこもって斎木昭隆人事課長の更迭を求め、居合わせた女性職員に無理やり辞令文書を作らせて執行を指示した。この女性職員は翌30日、「ショックで欠勤した」(外務省職員)という。
 ただ、首相は「どっちもどっちという気がするね」と語り、“けんか両成敗”で臨む考えもにじませた。
(10月31日22:26)
http://www.yomiuri.co.jp/01/20011031ia25.htm

(菅直人民主党幹事長のHPから)
焦り
  Date: 2001-10-31 (Wed)
公明党が今国会でごり押ししていた選挙制度の改悪は自民党内の反対が強く、今国会への法案提出を与党が断念。しかし公明党は自民党に次期通常国会での提出を約束させようと躍起。選挙のルールを与党だけの密室談合で決めようとする公明党は、何かに焦っている。

ごり押し
  Date: 2001-10-30 (Tue)
 テロ対策特措法が成立した。民主党は国会の事前承認が受け入れられず反対。政府は自衛隊派遣の基本計画を策定し、来月中に自衛隊の派遣を開始する予定。実際にはインド洋のデイエゴガルシア島(イギリス領)にある米軍の補給基地への輸送業務が中心になる見込み。
 選挙制度に関する複数区の一部導入案には自民党内でも反対の声が大きいが、公明党の冬柴幹事長は「与党間の合意」だからやるべきと主張。冬柴さんは選挙協力と選挙制度とを勘違いしているのではないか。選挙協力なら政党間での合意で実行すればよい。しかし選挙制度は議会制民主主義に国民が参加する上での基本ルール。いくら与党間で合意したからといってそれが正当な理由にはならない。基本的改革には国民的立場に立つ第三者機関による幅広い議論が必要。それを今週末の与党幹事長によるパキスタン訪問まで人質にとってごり押しをする姿は異常だ。
http://www.n-kan.jp/

 またもや、党利党略や私利私略そして省益優先という亡国の猛者どもがまかり通ろうとしている。

他方、国家的重要な課題である雇用対策が進まず、失業率5.3%という数値を記録し、実質的失業率では10%近くになっているようでもある。また、連年の自殺者の増加にも日本経済の低迷が大きく影響している。小泉構造改革はどうなるのだろうか? 改革は、できないかもね?

 そんな中で、国益を忘れた与党(公明党)の都合のいい選挙制度改革論や機密費の不正流用を隠そうとする外務省、外交の無能と外務省の役人とのつばぜり合いを演じる大臣等、日本政治の膿を出すにはいいチャンスではあるが、景気回復をどうするのか。構造改革を本当にやるのか。基本を忘れてはならない。メディアも基本を忘れないようにしっかりして欲しい。
 私たちも与党や役人のエゴに騙されないようにしたいものだ。


「納税者支援調整官」制度の新設 投稿者:長谷川 博  投稿日:10月30日(火)02時29分22秒

        新設された「納税者支援調整官」について
      −「納税者保護官」としての役割を期待できるか−
                                                                            税理士 長谷川 博
1. はじめに
 平成13年6月29日付「納税者支援調整官の事務運営について(事務運営指針)」が国税庁長官から国税局長宛てに発遺され、新たに「納税者支援調整官」が国税局及び31箇所の税務署(札幌南、仙台北、盛岡、川越、川口、春日部、長野、松戸、麻布、豊島、板橋、葛飾、立川、横浜南、川崎北、金沢、岐阜北、静岡、豊橋、小牧、堺、豊能、枚方、東大阪、西宮、奈良、岡山東、福山、松山、福岡、鹿児島)に導入された。
 本稿では、新設された納税者調整官制度の概要を紹介し、韓国の同じような制度である「納税者保護担当官」制度と比較してみたい。

2. 納税者支援調整官の任務と職務
 納税者調整官は、申告納税制度が円滑に機能するよう、適正かつ公平な課税の実現に努め、納税者の理解と信頼を得るという税務行政運営の基本的な考え方を踏まえ、納税者から寄せられた苦情及び困りごとについて、納税者の立場に立って迅速かつ的確に対応し、もって税務行政に対する納税者の理解と信頼を確保することが任務とされている。(傍線筆者)
 納税者支援調整官の職務は、財務省組織規則の規定にもとづくが、苦情を受け付け、その処理に必要な事務を行うものとされている。
http://www.cyberoz.net/city/hirohase/nouzeisya-sientyousei.htm

2つの補欠選挙を見て 投稿者:長谷川 博  投稿日:10月29日(月)03時17分52秒

(yomiuri-onlineから)
補選2勝に自民安ど、民主はテロ特措法反対が影響も

 28日投開票の衆院宮城4区と滋賀2区の両補欠選挙では、自民党は両補選とも勝利したことで、「小泉内閣への明確な支持が明らかになった」(山崎幹事長)と安どしている。民主党は、テロ対策特別措置法案への対応が影響したと見られ、政府・与党の経済政策批判も空振りに終わった。

 今回の補選は、失業率の悪化、日経平均株価の一時1万円割れ、臨時国会でのテロ対策特別措置法案審議などを受けた国政選挙となった。

 自民党は、死去した前衆院議員の子弟を擁立した「弔い合戦」という有利な情勢に加え、選挙最終日に小泉首相を応援演説のため宮城・滋賀入りさせ、「小泉人気」を最大限利用した。

 首相は街頭演説で、テロ対策の必要性を訴えるとともに、「構造改革を進めれば、必ず日本は立ち直る」などと構造改革路線を堅持する姿勢を強調した。

 首相の構造改革路線について、自民党内には「痛みの伴う政策を続けることはできない」として、景気刺激策への転換を求める声が強まっていた。だが、同党が両補選に勝利したことで、当面、「経済政策では小泉首相と折り合いをつけないといけない」(麻生自民党政調会長)との声が強まるのは間違いなく、首相への反旗を翻しにくい状況が続きそうだ。

 民主党は両補選を「景気を悪化させただけの小泉内閣を総括する選挙」(鳩山代表)と位置付けたものの、いずれも敗れたことで、政府・与党との対決姿勢に水を差されることになった。

 補選の告示直前、民主党は、与党とのテロ特措法案修正協議決裂を受けて、同法案への反対を決めた。20、21両日に実施した読売新聞社の世論調査で同党支持層の多くが政府の対応を評価しただけに、「保守層の有権者が民主党の政治スタンスに不安感を持った」(保守系若手)と見る向きも少なくない。

 民主党の菅幹事長は28日夜、記者団に「党の主張が有権者に浸透せず、弔い合戦に終始した相手を打ち破ることができなかった」と語った。
(10月29日00:29)
http://www.yomiuri.co.jp/01/20011028ia25.htm

 日本の地方政治は保守が強い、そして保守地盤の選挙区では、「弔い合戦」で2世議員がほとんど選ばれる。そして、当選してから勉強しますとか主張している。
 また、今度の補欠選挙の結果に見られるように、その時の政治情勢が影響することも見逃すことができない。

 閉塞した日本経済、遅々として進まない構造改革、歴史的なテロ事件とその対策、狂牛病問題等イライラすることの多い日本の政治に対して選挙民は、結果として、構造改革を掲げる小泉首相に期待しているものが多いと見ることができる。そこには自民党政治に対する最後の期待ともいえるものもあるように思える。

 それにしても、日本の政治家はほとんどがタックス・イーター(Tax eater)であってタックス・ペイヤー(Tax payer)が少ない。ここに、日本の政治の貧困さがあるように思える。
 役人出身、2世議員など働いて税金を支払う苦労や税金の大事さを本当に分かっているのだろうか?
 欧米諸国に比べても議員(や首長)の歳費が高い、議員(や首長)の数が多い。外国では、会議も本業の仕事が終わってから行われる地方議会も見られる。そこには、ボランティア精神があり、日本のような業(それも家業)=ビジネス的なものではない。

 この際、議員(や首長)の数と歳費を半分くらいに減らすことから構造改革をする必要がある。
 もっと議員は、働いて税金を支払う苦労をした中から選ばれなければならない。
そうすれば、日本でも「納税者の権利」が認められるようになるだろう。

国民栄誉賞とヒーロー・オブ・ザイヤー 投稿者:長谷川 博  投稿日:10月27日(土)18時41分22秒

(asahi.comから)
イチロー、国民栄誉賞を辞退 打診に「まだ若い」
 米大リーグ「シアトル・マリナーズ」のイチロー(本名・鈴木一朗)選手(28)は26日、政府の国民栄誉賞授賞の打診に対し、「まだ若い」などと辞退の意向を伝えた。政府は本人の意向を確認したうえで最終判断するとしてきたことから、イチロー選手への国民栄誉賞は見送られることが確実になった。
 大リーグ初挑戦の年に、アメリカンリーグの首位打者と盗塁王の2冠を獲得したイチロー選手の活躍を、小泉首相は「国民栄誉賞ものの活躍だ」と称賛、シーズン終了後から内々に栄誉賞を贈ることを検討してきた。本人の辞退で幻に終わりそうだが、首相周辺には「イチロー選手はまだ若い。来年も再来年も活躍してもらえば、またチャンスがある」と、将来に期待をつなぐ声もある。
http://www.asahi.com/people/update/1026/008.html

 イチローの国民栄誉賞の辞退は高く評価されて良いと思う。そして、この機会に「国民栄誉賞」のあり方も含め、日本でも米国に見られるようなヒーロー・オブ・ザイヤーの顕彰システムを導入すべきである。
 確かに、芸能界やスポーツの世界ではいろんな顕彰があるが、たとえば、勇気ある行動をした人、消防官や警察官、特徴ある起業家、啓蒙思想家、興味ある教育者、国民にとって最善をつくしている政治家、NGO・NPOの活動家、人生をやり直した人、ためになるホームページの提供者等々、あらゆる角度から年に10人くらいのヒーローを称えるべきではないだろうか。
 どうも日本では、これまでの(官僚的な社会主義的)平等主義が大きく影響しているせいか、特別視したりすることを嫌う傾向がありはしないだろうか。
 あこがれることができる各界各層の人々を掘り起こし、将来ある子供たちの道しるべとなる人物像を描くことが日本の将来にとって必要な一つであると思うのだが、いかがだろう。
 この場合、イチローは今年のヒーロー・オブ・ザイヤーであることは間違いないし、これなら彼も受賞するだろう。

ノーベル平和賞 投稿者:長谷川 博  投稿日:10月12日(金)23時01分43秒

ノーベル平和賞に国連とアナン事務総長
http://news.msn.co.jp/articles/snews.asp?w=74334

ノーベル平和賞にはいつも政治的な匂いを感じていたが、今回のアナン事務総長について調べてみた。

コフィー・アナン国連事務総長の略歴
http://www.unic.or.jp/know/annan.htm

アナン国連事務総長に2期目待望論
http://cnn.co.jp/2001/WORLD/03/15/annan/